事勿れ主義だー

2005年3月30日
「二人とも、むずかしい顔していますねー」
似たもの同士の私とpapaの「喧嘩」は、口喧嘩はせず
二人とも、不機嫌な顔をして押し黙るという性質の悪いものです←(冷戦)
昨日の喧嘩(?)中、互いに(顔を合わさず)不穏な空気が漂う中、気を遣って「ひめ」が私達の間に入って、↑と言いながら(私達を)仲直りさせようと“おちゃらけて”いました・・・papaは、そんな「ひめ」に(負けて)力が抜けたように笑って相手をしていました。(私も苦笑い)
今日一日、papaは「ひめ」と公園で一緒遊んでいたらしいです。←罪滅ぼしだと思われます。

『Jive』(ドリスマ)を聴きます。
もう〜「歌詞」が好き・・・特に、いろんなものに煮詰まっている時に聴きますと、肩の力が抜けますードン・ピッシャリ!←現在、重度の肩凝り状態〜だったのでーー。

「お話」(3/27)続きです−
あーー私、この「お話」の前書き(?)に「スルーして下さい。」って、書いてしまっている・・・前回、書いて「反省」していたのに・・・・ボケてる。
道の真ん中で、大泣きして「大丈夫です、無視して下さい。」と
言っているようなものーーー恥ずかしい・・・「傲慢」でしたー。
平に御容赦を願いますー お許しをーーー陳謝&再度・反省です。
どうぞ、宜しくお願いします。あーこんな「話」書いていると楽しい話書きたくなってきましたーー。←気まぐれ〜

***** ***** ***** *****

マイクロバスは、節子たちが明日から三年間働く事になる
職場と寮が同じ敷地内にある紡績工場の門の前に止まった。
門の傍の警備室から、警備員と女性が一人出てきた。
「あなた達が、これから生活することになる寮の寮長です。」
その女性は無愛想にそう言い、節子達を促し歩き出した。
節子達は置いていかれない様に、慌てて女性の後を追う。
白い息を吐きながら、広い構内の隅にある寮への薄暗い道を
点々とある外灯の灯りを頼りに歩いて行く。
五分程歩くと満開の桜の群れがあり、そこを横目に見ながら
さらに歩いていくと、その先の灰色のコンクリート壁の所々に
ひび割れのある古い五階建ての建物が見えた。
建物にはベランダはなく、全ての窓に鉄格子がはめられている。
まるで・・・・
「刑務所みたいでしょう。」
先頭を歩いていた寮長が振り返り、節子達が同時に感じていた心を見透かしたように言った。
「どうして?」
女子の一人が顔を強張らせて、寮長に尋ねた。
「昔、ここでの生活に耐えられなくて逃げ出した子達が沢山いた
らしいの、それで・・・まあ、大昔の残物よ。」
寮長の言葉に、構内を取り囲む高い壁と窓の鉄格子に圧倒されて
いた節子達は互いに顔を見合わせ苦笑いする。
「もう一つ、理由があるんだけどね・・・・・。」
節子達の間にできた和んだ空気を打ち破るように、月影の中
寮長が意味深に笑った。
                  
夜桜が突風に吹かれ、「何か」の始まりを告げるように散っている。

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